日本では平安時代より行われていた温石(おんじゃく)療法。明治以降、昭和初期くらいまでは、身体を温めるものとして、病院でも取り入れられていました。そんな温石療法を現代風にアレンジしたのが「温石薬石整体(ホットストーンセラピー)」です。
1*温石薬石整体(ホットストーンセラピー)とは?
服を着たまま、温かい天然石を用いて、からだを温めながら東洋の経穴(ツボ)を刺激し、全身の機能を整えます。施術は温かい石と手の両方で行います。
「服を着たまま温泉に入っているよう」
そんな一言がぴったり!です。天然石の石の温かさだけでも十分に心地よく、さらに経穴(ツボ)を押さえ、凝っている部分がほぐれ、全身の「気」の巡りがよくなります。施術を受けると、その日は一日中、からだがぽかぽか、気分もまったり。石で温めると同時に凝りもほぐすので、凝りがとてもほぐれやすいのです。強く押してほしい!という方は大変ご満足していただけると思います。もちろん強さ加減は自由自在ですので、ご希望に沿うように施術いたします。温泉大好きな方、身体が冷えている方、肩こり・首こりにお悩みの方、ストレスが多い方、不眠の方などにぜひオススメです。妊産婦さんでも大丈夫です。(うつぶせができない方でも横向きで施術を受けていただくことができます)
このイラストはストーンセラピー薬石整体のHPより許可をいただき、掲載しています。
「温石療法(おんじゃくりょうほう)」は中国や日本で古代より行われていた整体術です。石は古代より薬や、治療の道具として使われてきました。「薬石」という言葉の語源は中国の鍼を意味します。これは昔、鍼のかわりにするどく尖った石を使ったことによります。
また中国では、卵形の石を両手で包んで袖で覆い、石の温もりを身体に吸収する「暖手」という習慣が古代からありました。日本でも火で温めた石を患部に押し付ける「温石」という療法が知られています。
温石療法は天然の鉱石をお湯で温め、体表の経穴(ツボ)に置いて体全体を温め、さらに温かい石で体の経穴(ツボ)を経絡(ツボの流れ)にそって押していき、体全体の気を整えたり補ったりしながらつらい所を癒します。温石療法は、中国や日本で行われたことから、その療法形態は鍼灸などと同じく東洋医学に基づいています。
2*温石薬石整体(ホットストーンセラピー)の効果は?
★身体を温め、冷えをとります。
★天然鉱石の温かさは血流を良くし、リンパの流れも促進させるので、非常に効率的に凝りをほぐす効果があります。
★血液や体液の流れを活発にし、代謝を高めます。
★肩こり、冷え症、不眠、腰痛、むくみ、目の疲れなど、現代社会の様々なストレス症状をやわらげます。
★天然鉱石のもつミネラル成分やエネルギー(地球上の大気・水・火)と適度な重量感が、身体に滞っている「気」の流れを整え、深いリラクゼーションを体感できます。
★肩こり・首こりからくる頭痛、肩こり、首こり、むちうち症、めまい、五十肩、腱鞘炎、腰痛、生理痛、冷え症、自律神経失調症、リウマチ、各種神経痛など慢性的な疾患に効果が期待できます。
3*どんなストーン(天然石)を使っているの?
天然の玄武石(玄武岩)を使用しています。玄武岩は、マグマが地表で固まってできた火山岩です。組織の密度が高いため熱が冷めにくく、身体の経穴(ツボ)におくことで身体の深部まで温まるため、ストーン・ヒーリングに用いるのに、最もふさわしい石とされています。温められた玄武岩は、遠赤外線効果により身体の深部まで温めてくれるので、血液や体液の流れを活発にし、代謝を高める効果もあります。肩こり、冷え症、不眠、腰痛、むくみ、目の疲れなど現代社会のさまざまなストレス症状をやわらげてくれます。また、血液や体液の流れが活発になると同時に、玄武岩の持つミネラル分やエネルギー(地球上の大気・水・火)と適度な重量感が、身体に滞っている「気」の流れを整え、深いリラクゼーションを体感することができます。
こころとからだのコンシェルジュ
なおこ